光翼戦姫エクスティアA

初めてのエロゲーでしたが、ストーリーを読んでてとても楽しめました。
正直、初めてでハミダシクリエイティブをやってしまった分、他の作品と比べてしまう点が怖いですが、そのくらい素晴らしかったです。
凸も進めてまいります。
ありがとうございます

この作品には個人ルートと呼べるルートはメインのあの人たちしかないと思う、他のキャラのルートはルートというより、真実に至らなかったので経験という呪いから逃げられず、バッドエンドに一直線、そこに愛があるものの性によって塗りつぶされたみたいな感じがする。
わりと報われないが、その人たちは自分たちが幸せだと思ったらそれでいいかもと思う。
真実に至ったルートでは性より愛が勝って、真相を解明してからの選択も別々になって、真実に至らなかったキャラたちのルートと違って、「打ち勝った」って感じ。

キャラ分岐（一度）しか選択肢が無いゲームで。

ここ可愛い、ここ熱いな、後でちょっと見返したいなんて軽い気持ちで
セーブしていこうものなら後々地獄が待ってる。


このゲームは私にとって初クルッポ―作品だったので
変態ワードが声優によって発せられるのが苦手だった私は
絵もさほど好みではなかった点も重なりプレイ開始５分で一度手が止まった。

つまりは他人の評価だけで買ったゲームだった。


そんな私が本作を余す所なくプレイし終わった5分後には
前作ぬきたし１・２を買ってインスコし始めてた。

その作品でも懲りずにセーブ地獄を見るんだけど、それはまた別の話。

ドスケベ条例やアンアンゼミなどの性に関しては常軌を逸したワードや思考ばかりが登場する作品でありながら、メインストーリーはかなりシリアスで重い。
男女の性行為は強●的に行わなければならないという政策によって虐げられた人々が描かれるため、同性愛者や性を自認しない人、性行為に神聖さを求める人にとって地獄のように見えるかもしれない。
性や性行為とは一体何なのかを訴える社会派の作品であると私は受け取った。


パロディもかなり多く、それも卑猥なものであるため、こうした点は人を選ぶかもしれない。

私は十分楽しめたがぜひとも体験版やYouTubeの公式チャンネルを確認して雰囲気を掴んでから購入してほしい。

このゲームは、スマホのアプリで人気があるゲームによく似た構造をした、入り口から入ってくる敵をギミックと、買い込んだキャラの配置で防衛するタワーディフェンスです。


ここの会社の作品は、基本的に敵や味方の汎用キャラグラの構成が、だいたい使い回されているので、ここの他の作品をやった人達には特に問題なく受け入れられると思います。


肝心のディフェンスですが、ある程度の自由さにおける開きがあるとはいえ、主に周回前提になる作りのため、
最初からいきなり上手くは行きません。
つか、むしろ行かせてくれませんね。

あんまり極端な事をいきなりやろうとすると、割と簡単にゲームオーバーします。

なので、何度も見た事あるセリフとか展開とか繰り返し見ていく事に抵抗がある人は、買うのやめた方が良いでしょう。

ただ、この手のゲームはエロゲ界隈だと貴重な作品で、当時はかなりの人気がありましたし、当時のクオリティで言っても良い作品だと思います。


余談ですが、このゲーム、昔は某有名販売店で中古でも本体価格が一万を楽に超えてたんですけど、時代を感じさせますね。
良い時代になったもんです。