母性カノジョ −子宮 帰還編−

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コメント

  1. 嗚呼……

    幸せな気分になれます……

    つまらない現実から目をそらして、このゲーム……いや、この『人生』を購入するべきです。

    とにかく買って損はないぜ☆彡

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2025年5月11日
ゼッタさん

ただただ、実姉に甘やかされるゲームですが、「らしさ」もあります。

前作『新妻LOVELY×CATION』で、×CATIONシリーズは打ち切りにしたhibiki worksさんがどんなゲームを作っていくのか興味があったのと、絵師の唯々月たすく先生のファンなので、購入・プレイしてみての感想です。


まず、ゲームの概要を簡単に説明すると、選択肢によって、3ルートに分岐します(1回の選択肢のみで分岐するので、フラグ管理の必要はありません)が、基本的には、1本道の紙芝居型のADVとなります。
各EDにも明らかな温度差があり、所謂トゥルー・ノーマル・バッドといった分類になります(明言はされてませんが、尺や後読感の都合でそういった分類にならざるを得ません)が、各ルートごとに固有エッチシーンが用意されているので、飽きることなくプレイできると思います。
「らしい」なぁと思ったのは、このような1ヒロイン特化のゲームなのにバッドエンドが用意されているところで、初代ラブリケや2にも同じような仕様があったので、hibiki worksさんの作品としては必要な要素なのかもしれません。
他の仕様であるUIなどに関しては、基本は前作のものを紙芝居型のADVにあわせて、各機能をオミットした状態で使用しているようで、遊び易かったと思います。
また、前作で少し不評だったE-moteまわりや立ち絵の仕様などにも改善がなされており、単純にADVとしての質が向上しています。
尚、エッチシーンは脅威の23シーンとミドルプライスの値段だけのことはありました。
各シーンの密度も高めでした。


長くなりましたが、このゲームの肝は、たすく先生の絵でかつ、CV:桃井いちごさんのただひたすらに弟君に甘々なお姉ちゃんとイチャイチャできるところだと思います。
他のユーザー様のレビューでも挙がっていますが、主人公は、ただひたすらに情けない男として描かれているので、その情けなさをも許容し、甘やかしてくれるお姉ちゃんの存在には一種のカタルシスを覚えました。
一応、物語の起承転結をつけるために、主人公が甘えてばかりじゃだめだと決心する場面もあるのですが、基本的な関係性は最後まで変わらず、要は、何も解決しないエンドに近いものがあります。
が、近親相姦という非日常に何も解決しないエンドという日常が混ざることによって絶妙なバランスが取れている作品と思いますので、興味があれば、是非プレイしてみて下さい。
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