ましろ色シンフォニー −Love is pure white− Remake for FHD

よかったです。
本当によかったです。
最高でした。
続編も買います。

理不尽な上がりをくらっても気楽に追い金できるので楽しいですよ。
高校時代に100円即役満い泣いた者より。

エロ絵、声優、様々なシチュ、つくり自体は非常に評価が高い。

ヌキげーとしては十分以上の成果を出してくれる。
ぶっちゃけ絵だけでイケルが、文章が絡んでくるとなかなか厳しい評価になる。

ヌキげーなので別にのめりこむような文章は求めていませんが、前置きが長かったり、違うキャラで見たことのあるような文はできるだけやめてもらいたいと思う。

前戯のシーンは射精は一回でいいので半分ちょっとぐらいの長さでもいいのかなと思ったりもする。

あと、絵が動くエロシーンもあるのだが、自分はあんまりそそられなかった。
。


総評としてヌキげーとしてはやはりトップレベル。
ただ文を一から十までみるといつの間にか萎えてると思うので、流し見がおすすめ

妄想しがちな設定が繰り広げられる世界観で、かなりの時間泥棒な作品でした

　伏線回収やキャラの魅力、推理パートについては既に多くの方がレビューしているとおり、私もとても完成度が高いと思います。


　あまり多くの方が言及していない部分をあえて取り上げるとすれば、大正時代という時代と舞台についてよく考証されているところです。

　物語の中には当時の世相や事件、風俗、流行語など（一部フィクションの設定も登場するので、完全に歴史的事実に忠実というわけではない）がストーリーに深く関わる部分にも、そうでない部分にも非常によくちりばめられていて、タイムスリップした主人公への感情移入と大正時代に生きるヒロイン達の背景の掘り下げに成功していると感じた。


　異世界転生モノにありがちな展開として、現代から来た主人公が異世界の人に対して知識等で無双するというものがあるが、この作品では、タイムスリップした主人公が何もかも勝手が異なる世界で困惑するさまが深い時代考証のおかげでよく演出されていて、現地の情勢やしきたりをよく知っているヒロインやサブキャラ達と協力していくという展開に胸がより熱くなるようになっている、とも感じた。