アダルトPCゲーム

最新記事
セット商品
最近のコメント
さくら、もゆ。 ―as the Night’s,Reincarnation―【萌えゲーアワード2019 シナリオ賞 受賞】
2025年4月29日
ハオイーさん

体験版を強く推奨するゲーム

主人公の性格や周りの登場人物の自己犠牲を美化している性格が嫌いで不快に感じる所が多かった。
台詞が演劇風でテキストも非常に読みにくい。
そのため、最後までプレイするのがとても辛く、体感時間が長く感じた。
シナリオは感動はしないが世界観や物語の構成は良かった。
ぜひ、体験版をプレイしてから購入を検討してください。
アマツツミ【萌えゲーアワード2016 主題歌賞 受賞】
2025年4月29日
炉の守り人さん

ストロングスタイル&ハイエモーショナル

『アオイトリ』を先にプレイし、シナリオ・エロ・サウンド全てが高水準なストロングスタイルっぷりに感銘を受けた自分は、大いに期待してプレイした。

評点は以下のとおり。
いずれも7点が及第点(=それ目的でお金と時間を割く価値がある)。


ストーリー:8/10
エロ:9/10
サウンド:9/10
総評:8/10

総評は7点以上なら幅広くオススメできる。
5点を下回ると駄作。
5~6点なら題材やジャンル、原画家などで個人的な加点があればやってみてもいいのでは?という感じか。


【ストーリー】
一般論として、ストーリー中で感動させる/感情を揺さぶる/泣かせるのは「展開」「映像」「音楽」「音声」の巧みな組み合わせ方によるもので、この技術を「エモーショナルな技術」とここでは称する。
本作は基本的にはごく狭い範囲の人間関係についての話で、スケールが小さく自分の好みに合致してはいないのだが、エモーショナルな技術は間違いなく高く、変にスレていたり細かいことを考えすぎたりしない限りは気持ちよく感情の波に浸れるだろう。

まあ自分はスレているうえに細かいことを考えすぎる質なのだが、それでも堪能した。

特に、最後のヒロインのシナリオは専用のOPムービーが用意されている凝り様で、涙腺デストロイヤー。


【エロ】
アオイトリと同様の特長を持つ。
すなわち、ねちっこく多様なエロティシズムの追求と、大量のCG差分。

まだ徹底されてはいない。
「テキストでこの描写を入れているのにその差分は無し?」と思うところや、CGと描写の不一致もある。
つまり『アオイトリ』で完成に至る進化過程にあるということだが、目指している水準が高いがゆえに実現されているレベルもこの時点でかなり高い。

だが大きな違いもある。
本作ではまだエロゲ的お約束の域を出ておらず、設定とシナリオの妙でお約束を超克した『アオイトリ』の創意にはその点では遠く及ばない。


【サウンド】
盛り上げるべきところで盛り上がるBGMが流れ、歌も良質。
特に挿入歌は素晴らしい。
声の演技やチュパ音などにも隙はなく、ボイスの伏字加工もない。


…という感じ。

『アオイトリ』と対で語られるだけあり、全方位手抜き無しのストロングスタイル志向で良き。
自分の目から見た完成度は『アオイトリ』のほうが上で、個人的な好みにも合致しているが、本作のほうが比較的ライトな層にも受け入れられそう。
アーカイブ
PAGE TOP